2008-01-01から1年間の記事一覧

染めの付け帯

たくさんの帯と着物の中には、つけ帯が沢山ありました。 合理的な付け帯は、よく使われていたのか汚れている物が多く、 自分のサイズに合わせ、胴部分に面ファスナーをつけてあったり、 胴部分が一巻きだったり、お太鼓も形作ったものや作ってないものなど …

夏は透き通るような色と透き通ったトンボ玉

「60年間、こうして生きてこれました。皆さんに感謝します。 私を色つけてくださった皆様に私が感謝をする会です」 の言葉で始まりましたYさんの還暦感謝会。 御長男、御次男夫婦。学友、妹さん、幼馴染 教え子、長いお付き合いの証券会社担当者、 御次男…

岡山、ゆのごう温泉でも甚平

行者にんにく、玉葱仲間と健康と生活のゆとりを求めて 岡山のゆのごう温泉で勉強会。 半日のセミナーを終え、温泉に浸かった後は 遠州木綿の赤縞の甚平を着て夕食会。 温泉の浴衣もかわいい~ 脱着便利、サイズを選ばぬ万人向けの浴衣は筒袖で食事もスムーズ…

龍村の帯

たくさんの帯と着物 の中にあった龍村の帯。 きものっこの住まいから龍村美術織物資料館は直ぐそこ!の距離だったのですが 数年前、敷地にマンションが建ち、ショールムも持ち主が変わったようで 歩道沿いの花壇に植えられていた染の草木もなくなり、 度々訪…

舞妓ちゃん探しに‥

友人の愛娘レイちゃんと‥ きものっことママの仕事を終えた後、祇園へ舞妓ちゃん探しに出かけました、 祇園をぶらりしていますと、普段着姿の舞妓ちゃんと出会います。 着物をちょっと短めにきて四角いお太鼓をむすんで、ノーメイク、またはほんのり化粧 お座…

自分で着る!

夏の花火大会、各所で賑やかに開催されています。 この日は、大阪、淀川の花火祭。 夕方、駅前では浴衣姿の若者と行き交いました。 昼過ぎ、倅の友のさっかんが、花火祭に着ていくために帯結びを習いにやってきました。 ユニクロで購入のしじらの浴衣と帯持…

帯を暖簾に‥

たくさんの帯と着物 これらが運ばれてくる前に友人の御実家で文化人であったお母様の思い出話を聞きながら、着物と帯の整理、選別をしました。 さすがにきものっこもこの数の多さにため息。一枚一枚、どのようにするか、頭をひねりました。 三女の良ちゃんが…

たくさんの帯と着物

きものっっこ倶楽部には、今、着物や帯が呉服屋さんのようにあります。 友人のお母様の遺品を縁ある方に譲り継いでいただくため運ばれたのです。 着物や反物は、寸法や柄、汚れ具合を見ますと、好みや生活が伺う事ができて 検品もお母様との楽しい会話の時間…

しじら織のゆかた

暑い~夏に、着物は涼しい~なんて、昔のことで、最近の異常な暑さでは、着たい気持ちも薄れてしまいます。 体形補正のためにタオルやコットンを入れる着方帯をぐるぐる二重巻き、帯枕を背負い、背中にお太鼓を背負う着物も帯も汗でずくずくです。 古着を見…

若い女性の浴衣姿

祇園祭の宵々山。仕事を終え、浴衣に着替えて出かける二人。 Yちゃんのウ-ルの帯は小振りの蝶結び。 Eちゃんはポリエステルの帯、ボリュームをつけて‥ 若い女性の浴衣姿は、遊びがあっていい! 流行の髪型にアクセサリー、ネール。 携帯電話片手にカフェシ…

今日はポン太の命日

去年の7月17日、朝9時前、心臓発作でなくなりまた。 餌を食べ終え、きものこの下に来る途中バタッと倒れたまま‥ 京都は、この日祇園祭のハイライト山鉾巡行の日 きものっこのアトリエでは鉾町の浴衣を縫う事もあり、 仕事場の傍らのテレビで観賞するのが…

夏のお出かけは、夕方から~

今晩はポリエステルの絽の小紋に蝶柄、九寸夏帯でお出かけの朱実さん。 久しぶりのお太鼓に、白くまとめ着物と帯がいつもより畏まった雰囲気になりました。 日中の炎天下に着物を着て出かけるのは避けたいものですが、 日が沈んでからなら、涼しい部屋でいち…

帯を染める

着物が思ったように染め替えられると嬉しいものです。 きものっこのお願いしています染屋さんは織帯も染め替えてくれますので 箪笥に眠っていたり、手放されそうだった帯も復活しております。 下の帯は赤地に白い花菱の全通(全部が柄の帯)のかがり帯でした…

ガーデニング着物

着物は袖や裾が邪魔をして、労働着としては向かない。 戦争中は着物の袖を切りモンペを奨励したと聞くし 関東大震災には混乱の中逃げるのに袂が物にひっかかたり、 裾をふまれて倒れゲガをする人もいたらしい。 しかし、振りや裾で着物の審美学を語る、欠か…

四人姉妹と振袖

五月最後の土曜、この日は朝から雨でしたが、 お友達の結婚式に参列するまいちゃんは振袖姿。 二人のお姉さんも成人式やお友達の結婚式にと、何回か着られたので きものっことこちらの振袖さんとも長いお付き合いになります。 渋めの紫地ですが桜の花々ふん…

ボクトゥーありがとう!

ボクトゥーはベトナム語で愛、LOVEという意味らしい。 ヒラオビーズの健ちゃんの犬、ボクトゥーは今年の1月27日、10年の生涯を閉じました。 きものっこはボクトゥーを生後1年になるまえから何回か預かった第二の母でもある。 前居は広い荒庭があったの…

お稚児さんの衣装

子育て真っ盛りの時、きものっこは清水寺の民宿”松風” に子連れでお手伝いに行っておりました。 清水寺の参拝者で賑わう参道から少し入ると別世界のように静まる空間 草花の咲く空き地と、古びた広い家屋は子供にとって絶好の遊び場でした。 学生時代からお…

TAN TAN KOMONO 正絹物

学校帰りに訪れた、高校生のともちゃん。 軽音楽部に所属していて、風采に驚かされるロック娘。 ステージ衣装にもなるよ~と着てもらったこのTAN TAN KIMONOは正絹。 四つ身の着物の反物を、完全なる柄あわせはできないものの、小紋っぽくまとめました。 肌…

雨が上がったから‥着物きて出かけよう!

着物大好き朱実さん!急に「着物着せて~」の依頼。 朝から雨が降り、家に隠っていたせっかくの休日だったようで、夕方に西の空が明るくなると きものっこ倶楽部に現れました。 「着たい!」と思った時に着る。仰仰しく考えてしまう着物でのちょっとしたお出…

昔着物に昔帯

トルソーの花子さんも長年の働きで体のゆがみが戻りませんが、 古い着物を着てもらいますとやはり貫禄でよく似合うような気がします 花子さんの着ている濃鼠のお洒落着は菊の刺繍入り。 昔着物といっても戦後のまだ新しい状態の良いもので、 年齢層はば広く…

秋が楽しみ~と‥

お母様の着物を受け継いだきみ江さん、大柄でそのままでは着られないので 身幅、袖巾をいっぱい出したり、身丈の足りない紗を袖巾を継いで羽織にしたり 黒絵羽織は名古屋帯にしたり、作り変える着物の楽しみを味わっています。 着物の染め替えは今回で三枚目…

残布で作った細帯

きものっこが着ているインド綿更紗、ベッドカバーから作った着物は好評にも関わらず何枚か箱の中に残っていますが‥ この帯と同じ布の生成り地に青系の更紗着物は、トルソーに着せたと同時に売れ、残っておりません。 これからの強い日差しの中で着ていても涼…

いただきました!ピー最中

いそみみさんのお気に入り芳甘菓豆芳さんのピー最中。 送っていただきました! 秦野市といえば落花生の産地、最近は中国産の落花生ばかりで 秦野産は高級ではないでしょうか! きものっこの生まれた静岡も落花生が採れますので、思い出があります。。 深夜、…

犬の力

連休は小太郎が滞在、引越し疲れで体調不良のきものっこを癒してくれました。 小太郎がきものっこの家に来るのは4回め 尻尾をよくふるようになり、かわいさ倍増です。 小太郎の散歩で近所の様子を知り、近隣の方たちとも親しくなり、 この写真も友達になっ…

キュロットスカートだった細帯

裾が黒地になっているウールのキュロットスカートを細帯にしたものです。 更紗調でお気に入りでしたが時代とともに出番が無くなり箪笥に眠っておりました。 きものを洋服にする方はいらっしゃいますが、きものっこの場合は逆。 ウエストベルトを外し、ダーツ…

宮参りの祝着

きものっこの大好きな気立ての良い三人姉妹、長女のマミちゃんに娘さんは一人、次女のリエちゃんにも娘さんは一人、三女のミホちゃんには娘さん二人、 女の子合わせて4人、この祝着を宮参り、七五三参りと着られてきました。 七五三には祝着の広袖を窄め丸…

水引の蝸牛

昨日は因幡堂平等寺で催された狂言会のお手伝いに行ってきました。 こちらのお寺では狂言会、コンサート手作り市など催しがよく行われでいます。 この狂言会は狂言の曲目の「因幡」「鬼瓦」などのここをを舞台にした実存するお寺で この因幡堂で行われること…

何もかも帯留に!

きものっこは細帯推奨派で、余程の時しかお太鼓結びをしません。 帯揚げを使わない分帯を装飾するのには帯留に凝ります。 以前使用していたイヤリング、ピアス、ブローチや身のまわりにあるもの全て帯留めになっています。 左上の草鞋はお土産の小物、綿着物…

焼きしめビアカップ

引越しで失ったり?処分した物もありますが出てきたものもあります。 このカップもそれらで、十年前に」作ったもの。IRO IRO SAMUE を展示した時に陶芸家さかいまゆこ さんの焼きしめのカップに衣装を着けた物です。 如何様にでも結べるからビール飲みながら…

”きものっこ倶楽部” のお茶の間

きものっこの新居は京都の名所や繁華街に出やすい交通の便の良い場所です。 仕事を終えた後や休みの日、学生時代の楽しいクラブ活動のように‥部室に来てもらうような感覚でこのお茶の間からきものを自由に着て食事や買い物や歴史探訪などに出かけていくのも…