しじら織のゆかた

暑い~夏に、着物は涼しい~なんて、昔のことで、
最近の異常な暑さでは、着たい気持ちも薄れてしまいます。

 

体形補正のためにタオルやコットンを入れる着方
帯をぐるぐる二重巻き、帯枕を背負い、背中にお太鼓を背負う
着物も帯も汗でずくずくです。

 

古着を見ても、夏物で状態の良い物はなかなかりません。
やっぱり夏は、汗を水で洗い落とせる、綿や麻。
そして風を通すようにゆったり着るのが涼しい。

 

先週着ていたこのしじらの着物、洗って干しております。
洗濯機の脱水をゆる~くかけて干しても、この暑さでは、すぐ乾いてしまう。
水を含んで柔らかくなったしじらもパリッと糊付けしたように乾きます。
 

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昔の綿反物は短めの物があります。
このしじらも、短かくて、下おくみと下衿は別布でとりました。
別布は着た時には殆ど見えませんが、ちらり効果もおしゃれです。