2009-01-01から1年間の記事一覧

六寸幅の帯

お母様の着物もご自分の着物もたくさんあるから‥と 今年、着物の仕立ても着付けも習得したとも子さん! この帯は、黒の帯としゃれ帯のハギレで仕立てた六寸幅 巻く時には二寸ほど折り帯幅を狭くしています 後姿は小さなお太鼓、少したれを長めにして ヒップ…

静岡の最中

最中の皮に文字が入り地名や名産が表記されたものは多い きものっこの生地、静岡県の最中~ ローカルすぎて‥きものっこだけが楽しいんでます 上は、徳川家康の隠居地の静岡に因んだもの、大御所最中 静岡を流れる安倍川、あべ川餅で有名ですが‥ あべ川最中も…

共の帯と八掛

先日、勉強会を主催、スーツに代わる着物として濃茶の紬と茶の帯を選びました 慌しく帰ってきたら着物姿を撮り忘れて‥ 茶の帯は着物の八掛とお揃い、男物の着物でした きものっこが仕事でスーツ代わりに着るきものは 乱れにくく仕事に最適な無地や、無地感の…

紅葉狩

高校の友人由実ちゃんが秋の京都観光にやってきました 彼女は大阪の短大に来ていたので、京都はやはり思い出の地です 今回は息子さんが修学旅行に行っている間に ご主人から休暇をいただいて二泊三日の一人旅 中日の一日、一緒に最後の紅葉狩りに行きました …

アイヌの美

京都文化博物館でただ今、「アイヌの美」 ”カムイと創造する世界”を開催中 アイヌ文様は魔物を追い払いあらゆる物から身を守るために伝え継がれたもの 着物の開いた部分衿、袖、裾、そして見えない背中に 刺繍や切伏で意味ある文様を一針一針さしていく なん…

お太鼓いろいろ

お太鼓の表情は色々です 着物に合わせての形 帯の材質での形身体に添う形、締め癖、など お太鼓の山は真直ぐに、たれは一指し指の長さなどは参考程度に‥ 柔らか塩瀬の帯、小紋の着物には、砕け過ぎず‥ 昼夜帯の角出し結びは太鼓の下ラインがふっくらして結び…

古印最中

栃木のくろちゃんからいただきました「古印最中」 包みなどのこの文字は栃木出身の相田みつをさんのもの 栃木県足利の名所、日本最古の学校である「足利学校」、 や足利氏ゆかりの「鑁阿寺」の古印や落款などに因んだ最中ということだ リアルに模られた古印…

神戸 元町で

淀川長治生誕100年記念映画祭に神戸にいらしていた大林宣彦監督 神戸元町の東亜会館で、きものっこたちがお世話になっている 茂子さんのご主人公男さんが神戸、元町の東亜会館で 夕食会を開いてくださいました 尾道で学生時代を共に過ごされた仲で、 きも…

大原女家の最中

祇園の大原女家は「かま風呂」で有名ですが この傘の最中もよく知られています 知恩院に伝わる七不思議話のひとつ忘れ傘を模った「忘れ傘最中」 と鉾の輪を模った「まいまいこん」 知恩院の七不思議といえば鶯張りの廊下と忘れ傘しか説明できませんが‥ 日本…

お太鼓結びもバッチリ!

今年は着物を着る機会を増やした有美さん! 夏の浴衣から、自分で着よう!と心がけ 半幅で2度のお出かけ、そして今回はお太鼓結びに挑戦! 今晩は看護士仲間3人ときものっことでおしゃべり会 以前、彼女達の職場に3回程出張着付け指導に行きましたが 病棟…

京繍のレイチャールズ

伝統品の普及啓発事業、「全国伝統的工芸人まつり」は15年ぶりに、京都、岡崎 「みやこめっせ」で10/29~11/1まで開催されました。全国各地の64の伝統工芸品展示され伝統工芸士から技法など説明を受け購入もできました 着物ズボンを穿いたきもの…

いつまでもおしゃれ‥

京都、アークホテルで行われている東京の服飾デザイナーアトリエ・コーヤマ、 公山淑子さんの2009秋冬コレクション&セールに行ってきました、 30年間も京都で毎年されているということですから きものっこが京都に来ての年数と変わりません お馴染み…

おさだ塾『町かどの芸能』

観客完全参加の終日野外劇、長田塾の「町かどの芸能」 京都、上京の相国寺の北、長田学舎、般若林に行ってきました 長田塾は、以前から知っていましたが、 この秋の公演をなかなか観るチャンスがなくて 今年はおとみちゃんに「町かどの芸能」の木戸札をいた…

IRO IRO SAMUEから‥

22色のIRO IRO SAMUEは残念ながら、 生地の廃盤により、作る事ができなくなりました まだ法衣だけのものだった作務衣を 何とか、一般的にも広めて、着物衿や紐に慣れ 着物の入門着として着てもらおう!と知恩寺の手創り市では 自ら広告塔、子供も犬もカラ…

,ミュージカルにお出かけ~

雨模様の中、自宅から着物を着て現れた有美さん きものっこが数回、着付けの指導をさせていただきましたが 久しぶりに着たとは思えぬほど、着上がりです つまの上げ具合を調整し、締めていた伊達締めを二本を外し より一層、着崩れせす楽に~細かい点をアド…

韓紅色のIRO IRO SAMUE

百万遍、知恩寺さんの手創り市に行ってきました 昔の仲間も出店していて懐かしい~ KII工房さんは、以前、連れられて来ていた息子さんと共に 高島産帆布鞄を広めています。この日は奥さんが店番! お菓子のメルヘン館さんもきものっこがお誘いしてから続けて…

秋の夜、青蓮院へ

片貝木綿の着物にバッティックの半幅帯 行動派の姉は、やっぱりこのスタイル! ただ今、青連院の青不動様が公開されています 京都に住んでいるきものっこは、「何時でも行ける~」と‥思っていました そこへ、急用で京都にきた姉が「さぁ~行こう!」と‥ 夜、…

ガラスと陶の帯留め

近所のお米屋さん、むっちゃんのステンドグラスアクセサリー ガラスの奥には鏡がありガラスと共にキラキラ光り輝く 遊び心が伝わってきてつい手に取ってしまった。 この中からひとついただいて、帯飾りにしよう! ステンドグラス作家の妹さんの助手をしなが…

喪の装い

きものっこのお世話になった方が旅立たれました。 いつも穏やかで、ご家族思いの優しいおばあちゃまでした。 嫁であるたずこさんより連絡があり、喪服のお世話に伺いました。 面倒さや気候などで黒紋付の着物をお持ちでも着られない方が多いのですが‥ お姉さ…

着物はコンパクト

TlAN TAN KIMONOは、着物の小ちゃい判 ズボンと合わせて黒足袋、草履を履くと ファッション忍者のような~祭姿のような~ インド綿絞りのTAN TAN KIMONOはきものっこのお気に入り! 身幅は広く、袖は短く、小袖のような形‥ 衿、掛衿、身頃2枚、衽2枚、袖2…

阿波のしじら

今年の夏もジャバジャバ洗えるしじらが活躍! 研修で出会った徳島の方々、きものっこの着物を触り 「箪笥の中にあるある~結婚する時に持ってきた~」 と口々に仰いました。 「徳島の方はやっぱり持っていた!」 けれど一回も袖を通してないというではありま…

無地の帯に‥

朝夕涼しく、秋の気配を感じる京都。 秋のイベントは京都芸術祭典2009、平安神宮、二条城、知恩院 コンサートホール、美術館など各会場で 盛りだくさんの芸術に親しむことができます。 箪笥の中をチェックして、着物を着たい~意欲が湧いてきます 以前仕…

洗い張り

きものっこ倶楽部でお預かりしたお客様の着物は試し洗いして 大丈夫ならば、手洗いできものっこが洗います 手洗いした後は、仕立てやすくするために、端縫いし湯のしを整理屋さんに出します 今日、上った上の二本、左黒の小紋、右は喪服、身丈の短いお母様の…

紬の染め

結城紬の白生地を黒と紫に染めました。 古い反物でシミもありましたがきれいに上っています。 先染めでなく後染めの紬はリーズナブルで、好きな色に染まります 先染めの物には負けますが、普段着るのにはお薦め! 黒は男物作務衣に紫は単の男物羽織に仕立て…

浜松駅で

久しぶりの浜松駅。駅前の公園ではショパンのピアノ曲集が流れて 楽器の町らしく、とてもいい感じ! ショパンのピアノ協奏曲には合わないスタイルです‥ 白絣のTAN TAN KIMONOを着てハーフ足袋に草履、帆布の鞄 「いったい何者?」きものっこスタイルです き…

花織

先月、下関からいらっしゃいました青木さん。 京都、西陣に機を買いに来られました。 青木さんは島根で広瀬絣、青森で裂き織、 とご主人の転勤先で、地元の織を学ばれ 今は絹物を織られています。 今回持ってこられた花織り、立体的な四角い点々が特徴です。…

着物を着るとまた着たくなるんです~

ルビノ京都で第1回めの着物で異業種交流会が行われました。 きものっこが持ち掛けたことでしたが、人も集められず反省‥ しかし、凡蔵母さんの呼びかけで22人の参加となりました。 交流会に出かける仕度をしていたら、 仕事帰りの朱実さんがやってきました…

錦鯉最中

由美子さんの新潟 小千谷のお土産、錦鯉の産地なんです。 錦鯉絵箱の包みを開けていくのも楽しみ、 最中の中包みは殆どが薄紙まだ中が見えません! 錦鯉の形と分かっているのですが、なぜかドキドキ! 姿を現しました立派な錦鯉最中です! 桃は白餡 白は柚子…

紗の着物で同窓会へ‥

蒸暑~い夕方!朱実さんが風呂敷包みを抱えて現れました。きものっこ倶楽部のクーラーをつけて用意万端。 風呂敷の中味は紗の着物と絽の帯です。メッシュのウエストベルト、コーリンベルト、帯板上身頃が晒しの衿襦袢、紗の着物には襦袢袖がつけてあります。…

タンゴでひととき‥

昔着物を手にした時、感じた音楽は、タンゴやシプシー、ミュゼット 昔着物の展覧会で流れていたパリミュゼットは、 あまりにもの調和で着物の感覚が変わってしまった。 この日は京都二条 ポコアポコホールでのアストロリコ四重奏のコンサートでした。 バンド…