2007-10-01から1ヶ月間の記事一覧

化繊の細帯

またまた朱実さん来訪。先日の銘仙かなりの評判、今日も帯を変えてこれを着ます。 この帯 某有名織物会社の化繊の帯、化繊を扱っているなんて思えない織屋さんですが量産していた時期の商品です。 さすがに織がしっかりしていますから安っぽくないし、締める…

ウールの細帯

昨日は、天神さんの市でした。 宵の明けに雨が降ったようで、お客さんの出足も心配していたんですが 平日にも拘らず、きものっこのお手伝いする島田屋には多くの方に おいでいただきまして、ありがとうございました。 今回はウールの反物をたくさん入荷して…

着物姿

「まぁ~素敵!」お茶会帰りの由美子さん登場です。 彼女は昔着物のコレクターでもあり、着こなしもお上手です。 この日のいでたちは菊の訪問着、一ツ紋紋が入っています。 袖丈は1尺4、5寸紅絹が袖振りからちらりと昔着物を漂わせておりました。 帯は今の…

羽織紐

忘れられていた羽織が昔着物のブームで再び着られるようになり、既成の長羽織もよく見かけます。 羽織丈も着る人の雰囲気で決めるのが一番! 背が低くても長いのが似合う場合もあり、この逆もあります。 ちなみに、きものっこは膝丈くらい。 羽織は室内でも…

日日のキモノ

きものっこのキモノ生活も10数年経ちます。 初期はIRO IRO SAMUEが日常着、お出かけ着は着物。 それから頂き物の着物の数の方が増えてしまったので、着物生活が主になり、機能的で無い着物とお付き合いしてきました。 まず、袖の振りと着物裾が邪魔!自転…

秋の香り

きものっこのアトリエの庭にも秋がやってきました。 忙しくしている間に銀杏がいっぱい!。 2001年の秋に初代ポメラニアンのポーが亡くってから銀杏の実がなりはじめ、ポーの命を引き継いだかのように、毎年たくさんの実を落すようになったのです。 それ…

着物から写し出される”らしさ”

着物を着るとその方の雰囲気をより一層に写し出します。 「着物きせて~」とやってくる朱実さん、夕方から、銘仙着物を着てちょっとお出かけ。 お顔立ちからも昔きものがよくお似合いです。 仰仰しくせずにある物を上手に組み合わせて自分らしさを表現する。…

着物のヒップライン?

着物を着るとき、上前幅を決め、下前身頃を入れ替え前裾線を決めます。 この時お尻で着物を支えるため体の線にピッタリと巻きつけて着てしまいます。 いき過ぎるとお尻の窪みやショーツの線まで写す出して顔を背けたくなってしまうことも‥ それに身幅もずれ…

松竹梅の花紋

きものっこは色無地が好きです。 紋付は”ぐし”(ぞべ、ともいい袖口、裾、衿などに入れる飾り躾)を入れて品高く、紋なしは組み合わせを自由に、生地の織、色を楽しめます。 「IRO IRO SAMUE」も色無地感覚で作ったものです。 下は姪の振袖、紗綾形綸子を染…

束ねた布たち

この数日、きものっこのアトリエでは着物や帯をほどした後の、まとめられた表地、八掛、胴裏が色とりどりではありますが散らかっております。 昨日、汚れた物数点を洗い張りに出し、残っているのは別の整理屋さんに近いうちに持って行きます。 写真左の反物…

黒留袖は重い!

年とともに重い衣類を身に付けると疲労感を感じます。 着物自体、300g~1kgあり、特に留袖は比翼仕立て(衿、裾、振り、袖口、に布を重ねて縫いつけ、二枚着ているように見せる仕立て方)なので1kg以上もあり、袋帯の圧迫感と重なり、身体に負担を…

黒足袋と草履

きものっこは、着物、足袋と草履の生活です。 鼻緒のある物を履きだして冷性がなくなり、歩くとポカポカ! 下駄は台が硬いので長時間の立ち仕事や歩くのにはちょっと無理で コルクの草履をはいています。 足袋はこの黒。分胴屋さんのお手頃価格で丈夫な既成…