洗い張り

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きものっこ倶楽部でお預かりしたお客様の着物は試し洗いして
大丈夫ならば、手洗いできものっこが洗います
手洗いした後は、仕立てやすくするために、端縫いし湯のしを整理屋さんに出します

今日、上った上の二本、左黒の小紋、右は喪服、身丈の短いお母様の着物でした
小紋の裾、袖巾の一部と衽と八掛に喪服の黒無地を使い仕立て直す予定です

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生成り地の紬の着物は汚れがひどく、馬毛ブラシで優しく念入りに洗い
端縫いし湯のしをかけ、きれいに洗い上りました。
若い頃に着られた単の着物を身幅の寸法を広げて再び単の着物に‥

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縮緬小紋は水を通すと3分の2位に縮みますので
整理屋さん湯のしに掛ける時、反物巾を指定します
今年の冬に着られる羽織に‥

着物の醍醐味は受け継いだ着物や愛用し続けた着物を
洗い張りをして仕立て直すことです
大切に着た着物を次の方に渡すため‥
大切な着物を新たな気持ちで着るため‥
洗い上げていく度に自分も成長していくよう生きていきたいものです