紬の染め

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結城紬の白生地を黒と紫に染めました。
古い反物でシミもありましたがきれいに上っています。

先染めでなく後染めの紬はリーズナブルで、好きな色に染まります
先染めの物には負けますが、普段着るのにはお薦め!

黒は男物作務衣に紫は単の男物羽織に仕立てます
紫はきものっこ倶楽部にある着物の色見本を参考に
「もう少し深めでお願いします~」なんてアバウトに‥
きものっこがお願いしています悉皆屋さんは元染屋さんですから
こちらの意向を間違いなく染屋さんに伝えてくれます。

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水色の反物もお客様の結城。元は先染めで織られたものでした。
お母様の形見であるこの結城は長い間箪笥の中で眠っていたので、
茶色いシミが一面広がり、着られる状態ではありませんでした!

着物を解き、色を抜き、再び同じ水色に‥
秋の正倉院展に間に合うように仕立てます
 
紬の白生地、シミつき紬の着物、箪笥の中に眠っていませんか?