花織

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先月、下関からいらっしゃいました青木さん。
京都、西陣に機を買いに来られました。
青木さんは島根で広瀬絣、青森で裂き織、
とご主人の転勤先で、地元の織を学ばれ
今は絹物を織られています。

今回持ってこられた花織り、立体的な四角い点々が特徴です。
「だいぶ時間がかかりました」とおっしゃっていましたが
そうでしょう~反物を観ますと気の遠くなる作業です。

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シルバーグレーの花織はご自分用の着物を仕立てることになりました。
上品で花文様が光ると宝石のよう、素敵な着物になることでしょう

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折角、祇園祭の時にいらしたんですから「観にいきましょう!」
暑さが残る三時頃から、烏丸界隈へ出かけていきました。
きものっこも久しぶりの山鉾観賞です。
きものっこお薦め、船鉾は青木さんもお気に入りのようでした

船鉾も釘一本使わず組立て、造船の技術も取りいれているそうです
観光客もまばらなこの時間、船鉾の上で花づくしの天井絵を見上げ
螺鈿や和綴れの懸装品に囲まれて、
大海原にそろりそろりと静に出航!なんて夢心地~
祭り好きの青木さんときものっこは時間をわすれて過ごしました