おさだ塾『町かどの芸能』

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観客完全参加の終日野外劇、長田塾の「町かどの芸能」
京都、上京の相国寺の北、長田学舎、般若林に行ってきました
長田塾は、以前から知っていましたが、
この秋の公演をなかなか観るチャンスがなくて
今年はおとみちゃんに「町かどの芸能」の木戸札をいただき
彼女の次男のマー君(2歳)と三人で江戸時代にタイムスリップ~

この三日間は「珠屋の祭り」

       京は三条の珠屋の店は
             日本一の芸どころ
       音に聞こえた珠屋の衆は
             みがきぬかれた芸をもつ 
                          『町かど芸能甚句』の一節 
    
珠屋は京の都の芸商人(げいあきんど)の修行処

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念仏飴商人、裁着袴に帽子をかぶり、お客様に丁寧なお辞儀をしています
営業マニアルの参考にしして欲しいほどの、心のこもったご挨拶
役者さんの演技というより、この方の人間性が伝わってくる~
笑顔の絶えない珠屋の芸商人衆、ここ珠屋の祭りは時間がとまっている~

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舞台では演目が始まり、歌や踊り、大道芸に引き込まれてしまう~
おとみちゃんとマー君は先に現世に戻り、
きものっこは、もうしばらく芸商人と触れ合っていることに‥

玉すだれでは、京の三条橋や、白川女を演出

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小物売りの女の子、鈴を持って招き猫の歌を歌う~

帰り道、楽楽顔のきものっこ、「はっ」と現世に戻り、
江戸時代の芸商人たちの知恵や技術、心意気を知り、
「さぁ~がんばろうか~!」とだいぶ感化されて帰ってまいりました