2007-01-01から1年間の記事一覧

黒足袋と草履

きものっこは、着物、足袋と草履の生活です。 鼻緒のある物を履きだして冷性がなくなり、歩くとポカポカ! 下駄は台が硬いので長時間の立ち仕事や歩くのにはちょっと無理で コルクの草履をはいています。 足袋はこの黒。分胴屋さんのお手頃価格で丈夫な既成…

丸帯を袋帯と細帯に

丸帯(帯巾が広く二つに折りにした帯、いまでは僅かしか織られいない、戦前までの物)は殆どが格式高い高級な物です。 だだ、重くて扱いにくいので、今では使われなくなっています 下、左の細帯は、母の友人の丸帯を姉と分け、細帯にしました。 右は、お隣の…

天神さん

きものっこは、天神さんの市で古着屋さんの販売をしています。 島田屋さんを任されて三年。その前は、和着工房「着らり」で数年。 随分、買手の様子も変わってきました。昔着物の量も少なくなり、こんな姿の女性達も見かけなくなりました。 流行り物を追いか…

まだまだ夏スタイル

お彼岸なのに‥夏の高気圧が頑張っているみたいで‥京都も暑い~暑い~(;´ДA 今年は、まだまだこんな夏スタイルで自転車を走らせています。 このスタイル、涼しさ好感度100パーセント。 少年風の吊りズボンになっているから風通しバツグン!今日も二人の方…

綿着物と細帯

「IRO IRO SAMUE」は和布調の生地で肌触りもよく丈夫で大変気に入っています。 綿は洗えるし、夏は涼しく、冬は重ね着すると暖かいからやめられない素材です。 着物もこの布地で着ていましたが やはり着物の反物で着心地を試してみたいものと、何でも揃う問…

TAN TAN KIMONO

浴衣地がでてきたので”TAN TAN KIMONO" を縫いました。 着物を小さくしたものなので単純なんですが、この寸法にするまでは 時間が掛かっています。 おはしょりを作る着物は上半身に”あそび”があり帯を締めつけない限り手の上下運動ができます。 対丈(着丈と…

家紋

] 家紋なんて‥何でもいいと思っていたきものっこでした。 現に 梅鉢、抱茗荷(だきみょうが) 三つ盛撫子 片喰(かたばみ)など 何種類かの家紋入りの着物を持っています。 若い頃には考えなかったルーツを意識すると 実家の紋は?女紋は?とちゃんと知っておき…

「IRO IRO SAMUE」(その2)

「IRO IRO SAMUE」はおしゃれな作務衣。 左は梅紫色。定番の袖 裾 紐タイプ。白のレースショールと格子のベレー帽‥ 真ん中は栗皮茶色。 袖 裾に色を入れカフスタイプ。金茶色のベストと‥ 右は韓紅色。 薄蘇芳色「IRO IRO SAMUE」。シンプルだからこそ色んな…

色を替える!

天然素材の着物は 色替えできます。 色無地、小紋、付け下げ など派手になって着られなくなった着物は地色を染め替えしたら生き返ります。(・∀・)イイ 先日”染工房ふくた”さんを訪ねましたら、こちらにお勤めのHさんの色無地の染め替えが始まるところでした。 伸…

グサグサに着る (その2)

きものっこは以前、着付師なるものをしておりました。 婚礼の仕事が殆どでしたが、常に空気を抜いて皺をとり紐をきっちり締める。 身体に綿やタオルを貼るように平らにして補正をしてきせてゆきます。 したがって全ての人が同じ着物姿になってしまいます。 …

グサグサに着る!

高校を卒業して30年。遠州 磐田、同窓会へ行ってきました。 今年は、長着を着る気にならない程の猛暑ですが、浜風が吹き 京都よりはるかに涼しいし、久しぶりに会う友人達に女ぷりを披露せねば‥?と 帯も締めて出かけて行きました。 麻、綿、千鳥格子柄の…

福ちゃんの「IRO IRO SAMUE」

「IRO IRO SAMUE」は法衣のイメージを取り払い 普段着の着物スタイルを提案し着物への入門着として いろいろな方にいろいろな色で、赤ちゃんからお年寄りまで 22色から選ぶ注文作務衣です。 この人形はきものっこの幼い頃の着せ替え人形、”福ち…

ポン太にお花をありがとう

ポン太がなくなって十七日で一ヶ月経ちました。 訪れる方々は未だ「ポンちゃん!」と呼びかけして入ってきます。 十五日には由美子さんから 十六日にはゆりちゃんから可愛らしいお花を頂きました。 毎年 五山の送り火には 自転車の前籠にポン太を乗せて西大…

夏、 着物は暑い!

春の終わりに 着物ファンは、憧れの夏大島、 明石縮、夏塩沢、絽や紗やと着物姿をワクワク思い 呉服屋さんを巡り歩くようです。たいへん素敵な事なんですが、 いざ この暑い夏がやってくると着る気にならない! 汗は噴出すように出るし、後の事も心配になっ…

袴をたたむ

陶芸家のお宅にお世話になっておりました時、 先生の袴をたたむ機会をいただきました。 着物には何の興味もなかったきものっこですが、 この袴のたたみ方を畳紙の表に描かれている絵を 見ながら(奥さんが忘れないように図に描いていた)たたむ事で 着物の世界…

五条坂陶器市

京都の夏の風物詩”陶器市”に行ってきました。 友人達が出店しているのもあって暑い!暑い中、 毎年、刺激を求めて出て行くのです。 最近は店も人も少ないのが気掛かりなのですが‥ 器が無造作に置かれている中から「これっ!」 というものを見つけ出すと得し…

着物できられなくなったら形を変えて‥

きものっこは、春、秋、冬、ほとんどと言っていいほど着物(長着)を着ています。 初期は頂き物の正絹の着物を着ていたのですが、 洗濯や扱いに手間がかかるので、祖母の化繊 (実家の親戚、浜松北部 笠井でも紬風の化繊を織っていた) やウールになりました…

洗える着物は洗う!

水に浸してある着物は、お客様のシルクウールと絹の胴裏。 袷だったものをほどして仕立て直しをします。 普段着にされたいとの事で、洗えるように水につけて縮ませ (色がでる物もあるので注意)単仕立てにします。 軽くて 胸元もすっきりとして着やすくなる…

お花 ありがとう!

きものっこのいない間に、きれいな花がおいてありました。ポン太のお供えでしょう。 何方かわかりませんが ありがとうございます! 今晩から ポン太と歩いた散歩コース(約1時間)再開しました。 健康に気をつけて 適度な運動! 娘に「ひとりで歩いたら色々…

ポン太とお揃いでした!

浴衣地は、甚平スタイルにすると 肌触りもよく涼し!こんなか わいい蝶々柄は、浴衣ではきられませんが ブラウスぽくする と 清楚?な感じで素敵でしょ!この生地のハギレで5月, ポン太用にワンピースを作ったのですが‥一緒には着られませんでした。残念!

TAN TAN KIMONO

「TAN TAN KIMONO 」とは、袖も丈も短くて簡単(たん)に着られる 単(たん)ひとえの着物、反(たん)物からつくる着物、新しい着方を探(たん)す、 4分音符の”タン”「♪タン タン♪」口ずさむ、こんな感じの気軽なきもの。 きものっこの夏の普段着です。 普段着…

励まされて!

ポン太が亡くなって十日経ちます。皆さんに惜しんでいただいて幸せものです。 この数日、広島の姉が来ていたり、さいたまと愛知の従兄弟と出あったり、 寂しさも紛れていましたが‥ やはり寂しい~ 仕事に来ている武ちゃんも同じ気持ち! ポン太の遺品をいっ…

暑~い日の甚平姿

昨日、今日と30度を越し、むしむしの暑い日になりました。 初めて盆地京都の夏を体験した時、 目の前の空気をナイフで切り裂きたい気持ちになったものでした。 きものっこはきもの衿の生活をする中、夏のスタイルを試行錯誤し 毎夏、衿の巾、紐の位置、袖…

陶器を創る

きものっこは、陶芸をするために京都に出てきました。 着物関係の仕事をするようになってからは なかなか土に触ることができませんでした 「IRO IRO SAMUE」を作った時に作務衣を着てお茶を‥との企画のマグカップ 50個位作りましたが‥、そのうち 焼成した…

帯は細くていい!

着物で一番たいへんなのは、帯! 最近、浴衣用でも巾が四寸五分(17cm)あり広すぎるなぁと感じます。 普段着の着物は圧迫感の無い細い帯に限ります。 きものっこの場合、帯を細くすると、バランスよく、 着物の丈も短くします。これなら動きも取れます。 見…

ポン太の想い出写真

引き出しから、笠井木綿を取り出そうとした時、 ポン太に占領され、「あらあら~」と思っているうちに 遂に寝てしまいました。 きものっこのアトリエではポン太のいびきが BGM.着物談議をこうして聞いていたのです。 「いらしゃいませ」ショクブンのなっ…

ポン太が天国へ‥ きものっこをいつも見守ってくれていました。

「ポン太の浴衣地ワンピース」で紹介した愛犬ポン太が、 昨日(7/17)、朝亡くなりました。 きものっこの仕事場は、ポン太が、お客様のお迎え係で、 活躍してくれていましたので、訃報を伝えると、 たくさんの方がお別れに見えてくださいました。 仕事の…

生き返った 羽織と帯

きものっこの着物や帯は、殆んどが大好きな方の、大切な頂き物です。 左の帯は羽織でした。花柄は苦手なんですが、 優しい雰囲気に着たいときは、この子の出番です。 右は塩瀬の帯です。元は明るい赤に、真っ白な菊でした。 ちょっと物足りなかったので、友…

ポン太の浴衣地ワンピース

きものっこの愛犬(ポメラニアン二代目)”ポン太” 彼は今皮膚病を患っていて、毛が抜けてしまっているため マスクとボディーはちょっと御見せできませんが 涼しげな装いを見てやって下さい!

端縫いした着物

きものっこが着物に嵌ったのは、"これ"を見てしまったからです。 着ていた着物をほどし端縫い(身頃、袖、おくみ、衿を縫いあわす) をし綺麗に染め替えをしたものと洗い張りをしたもの‥ "反物"になっているではないですか! 着物を着たいと思ったこともない…