束ねた布たち

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この数日、きものっこのアトリエでは着物や帯をほどした後の、まとめられた表地、八掛、胴裏が色とりどりではありますが散らかっております。

昨日、汚れた物数点を洗い張りに出し、残っているのは別の整理屋さんに近いうちに持って行きます。

写真左の反物は、地入れ加工、(紬の糊を落とします)
左上は羽織の丸洗い、真ん中上」は八寸帯の染め、(派手になった帯を臙脂色に替えます)
その下は八掛のゆのし(着ない着物についていた物なので、端縫いして蒸気にあて、次、染めや、縫いに備えておきます)

若い頃の着物には朱、赤、桃の鮮やかな色の八掛がついているので
八掛に色をかけて仕立て直すと、今の自分に合うの着物になり、また着られるようになるのです。

ここに束ねられた布たちも”べっぴんさん”になって帰ってきます。