松竹梅の花紋

きものっこは色無地が好きです。
紋付は”ぐし”(ぞべ、ともいい袖口、裾、衿などに入れる飾り躾)を入れて品高く、紋なしは組み合わせを自由に、生地の織、色を楽しめます。
「IRO IRO SAMUE」も色無地感覚で作ったものです。

下は姪の振袖、紗綾形綸子を染めた色無地の振袖です。ちょっと物足りないと言う人もいますが着る人を引き立て印象的です。
昔帯(お祖母ちゃんの帯)も現代帯(お母さんの帯)もどちらも合いますし いずれは袖も切れる 染め替えも簡単、はば広くずっと使えます。

今回 この振袖に花紋を入れることになりました。

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縫い上がった着物でも紋は入れてもらえます。
紋屋さんにはミシン刺繍の柄見本がありその中から選び色も指定できます。

たいへん迷った末 25歳の姪ですから 落ち着いた吉祥文様の松竹梅がいい!と、真ん中には家紋を入れ重厚になりました。 

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