祭半纏

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滋賀県甲賀市水口町、水口曳山祭はこの地でまだ桜の咲く頃にあります
祭りの演出、水口囃子は東の秩父、西の水口といわれるほどで
水口囃子は特に笛が聞き所、何曲か伝えられいるそうです
宵宮に出かけたきものっこは蔵から出る平町曳山の、見送りから観賞、
宵宮は各町内地元地区で演奏されるので、回りきれない
水口神社での平町のお囃子を聴くことに…
 
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背中に笛を差し込み、祭半纏「「私はここ平町の笛吹き!」
と、半纏は曳山地区の象徴~やはりかっこいい!
この日は寒かったので、下に羽織を着られて、
下から覗く臙脂の裾が効果的~山に今から上がります
 
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鳳翔と印が入った祭半纏、子供を連れその横で笛吹く女性、
 
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日が沈み提灯に火が灯ると笛を持った着物の女性が現れました
流石、水口の方は皆さん笛が吹けるようです~
さっきまで曳山のお世話をされてい方も夕方から、笛吹きに~
 
印半纏は今でも商店の催時に着られ、看板を背中に背負った
羽織るだけで仕事着になる合理的な着物です
丈が短いものならば一反で2枚取れるのもいい
 
希薄になりかけている人間関係を祭り印半纏を着ることで
仲間意識、精神性を高めるような気がする
今でも日本人には文字入りのブルゾンよりも、これらは浸透した仕事着である
そして祭には欠かせない、神様に加護を願う衣装でもある
きものっこも儀式に着られる印半纏を作りたい!