静御前の衣装

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平安京の史跡である神泉苑、5月連休は祭りが行われ、
この静御前の舞も毎年奉納されます
静御前白拍子の衣装といえば白水干に緋袴、立烏帽子 男装です
水干とは狩衣の丸襟が蜻蛉(球型釦とうけ緒でとめるもの)の部分が紐になっているもので、、水で洗い干したとされる中世では庶民の衣服、
その後礼装で着用されるようになったようです。
何故か、水干風や狩衣風のものを作った経験あるきものっこですが
見ごろは一幅、丸い襟には帯芯を入れて、蜻蛉は共布で紐を作り玉に組んで
袖の付き様が中途半端で、納めるのが大変だった覚えがあります~
 
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 白拍子の衣装は水干です~、紐で括られています(朱の紐)、
平安時代より徐々に日本独自の衣装になり、その後この様なものの
下に着る小袖が、上に着られるようになり今の着物になったのですね~
Tシャツも昔は下着でしから~小袖と同じように格が上がったわけです~
それにしても、やはり白拍子の衣装は魅力的です!
静御前義経へのを想いは、太鼓橋の上で情熱的な舞で表現されておりました