ミニチュア着物

ただ今引越し準備中。前に進まぬわけは‥思い出の数々で手を止めてしまっています。

きものっこに和裁を教えてくれた友人。
理由あって疎遠になってしましたが多くの事を教えていただきました。

おくみ付けから衿先までの印し付け、この二箇所に針を立て糸を張ってへら付けする作業は職人さんぽくって感動したものでした。

手先も器用で細かい事も拒まない、お針を持つために生まれてきたみたいな方、
色の組み合わせやバランスがちょっぴり苦手なのが玉に瑕でしたが、
きものっこの要望に直ぐに応えてくれるよき理解者でした。

彼女の縫ったちっちゃな着物たちが紙袋の中から出てきました。

左はトンボ柄の綿布、これはバランスもよくて実にかわいいもの。
真ん中はレーヨン地、
右は正絹の縞、それそれ袖口、裾に八掛がついています

今でこそ、ミニチュア着物を見ますが、この当時は、着物のブームも和雑貨ブームもまだまだの時で、
「ミニチュア着物あったらいいなぁ~」で、次の日に縫い上げてくれた物です。

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娘のバービー人形所有着物二点。
左は正絹、江戸小紋。右はレーヨン地の京小紋
どちらにも合うように織の帯で文庫結びのつけ帯をつけて‥


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