担当の方が辞めてしまったので連絡がなくて訪ねられなかった呉服問屋さん
撮影でよく使われている京町屋の玄関、この前は通っていたのですが…
こちらは紬を多くおいておりましたので、綿反物が普及されてない時より求めに通いました
すっかりご無沙汰6年ぶりでしょうか~結城、大島は地方の展示会に回らないときはびっくりするくらいの量、能登上布、ざざんざ織、など多くの織を手に取らせていただきました
2階の「日本の織宝」タペストリーも久しぶり~
紹介していただいた担当の方にお会いするために
商品を求める目的でなく伺ったのですが…
お話をしていましたら、モデル仕立ての会津綿着物がある~と
見せていただくことになり、「美しいきもの」でモデルさんが着られた品のようです~
モデル仕立てを見るのも久しぶり~こちらを譲っていただくことになりましたので
このままでは着られません、いや着られるけど、直ぐ破れちゃうかな~
上は襟部分、目立つところですから丁寧に縫ってありますね~
帯を締めればわかりにくい身八口の辺り~
裾ふきは芯なし、ぺちゃんこですが八掛の色が見えすように~
胴裏はつけずに八掛のみ、見えない裏だからこんな大針
つま先の吹きは丸みがなくてもいいんですね~
袖口も袖口布を大針で留めただけ~
袖丸みはありますね~
こちらは襟の後ろ、おっと縫ってない~
撮影は前姿がほとんどなので、縫ってなくていいんですね
絵羽仕立てと違って部分部分が細かく仕立てられているモデル仕立て
手をかけずにきれいに~撮影用は着物の染織、コーディネートを掲載するため
そんな裏方仕事さんのおかげで、着物を学ぶことができています