お太鼓の準備

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友人の寧ちゃん!今年の初釜は稽古無で着付けに挑戦です。
不器用だからと~自信なさげにスタートした着付けの稽古
着物は問題なく着られるのですが帯はちょっとストレスあり~
お太鼓を作ってからつけていく方法を指導することに~
何回かお太鼓をセットしてあげて、お茶会はもちろんの事、遠方での結婚式へも出かけていっておりました~そんな中 寧ちゃんのご実家近所に住む優しいおばちゃんから着物や帯、草履など一式が届き、その中に新品同様のお太鼓結道具を発見!
簡単にセットできそうだから今の寧ちゃんにはこれが一番必要なものかも…
こちら樂詩帯といいまして、美しいきものなどの雑誌にも広告がよく載っている商品です
お太鼓の構造がわかっていればセットはできるもの、直ぐにお太鼓をつくり装着を指導
今年は寧ちゃん自身が樂詩帯でお太鼓セットすることに~
まずは太鼓柄の帯びですから腹の柄位置を確認してクリップをします
こちらの樂詩帯はクリップやマジックテープの付いたゴム紐、他の小道具もついております
 
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お太鼓の柄も確認して三角位置を決めて右に胴部分を作っていきます
 
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三回めはきものっこの口出し禁止!寧ちゃん一人で挑戦!
念のため、忘れたとき、再確認のために、構造が理解できるようにと
きものっこがミニチュアを作ってきています~これで大丈夫!
 
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クリップ部分に腹柄を置き、余りの部分をマジックテープ付きのゴム紐で何か所か留めます
 
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お太鼓の大きさを決めて、手先を太鼓の中に入れます。
帯締めが太鼓の裏とたれ、手先を抑えて帯全体を留めます
 
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帯締めも枕紐を絡まないように後ろで軽く結んでおきます
太鼓部分の下二箇所にクリップで留め、完成
後は背中に背負うだけ~
お太鼓セットまでできる自信がついた寧ちゃん~
とっても嬉しそう~時間がかかったけど、今日はスゥ~と頭に入って体でも覚えたね~
きものっこは手結びがすべてとは思いません!
こんな風に道具を使って帯を結ぶのもあり!
今年のお茶のお稽古は、益々奥深く充実感を感じられることでしょう