胴抜き袷の着物

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  2月は厳冬期、今年は特に寒い冬です。
  着物は冬下着を着込み、首、手首、足首さえ防寒すれば、暖っかなもの
  暖房された建物の中に入ると汗ばむくらいの時があります
  
この胴抜き袷仕立ての朱色紬の着物は袷の時期に着るものですが、
10月や5月の単と着替える頃にはもちろん、
真冬の上にも下にもいっぱい着込む時にもよく着ます
 
この着物は2回洗い張りをしましたが、まだまだ固く、胸元、
上半身がスッキリなるように胴抜き袷仕立てにしました
肩あてもつけようかと迷ったのですが…手抜きです
裾裏は腰紐位置下、おはしょりは単になる位置からつけています
きものっこのように和裁が下手なものは袋直しや八掛け直しは簡単   
 
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こちらはきものっこの喪用の鮫小紋着物です。帝人さんのポリエステル
生地が少し固めで、重みもあるので胴抜き袷仕立てにしています
裏裾は上の紬より少し長めに揚げの位置から付けています

2月の初め寒い~日に着ましたが、中にはしまむらのファイバーヒート
重ねガーゼの下着、上には黒羽織を着て、完全防寒、胴抜き仕立てでも大丈夫
表生地がしっかりいていたら胴抜き袷仕立てはお勧めです