伊兵衛織で大連吟

イメージ 1
 

今年の能楽大連吟は京都アルティーで行われました。
今回は由美子さんが舞台で謡うから、きものっこも仕事を急いで終え会場にまっしぐら
老若男女「高砂」を謡う、由美子さんたちは三カ月の稽古を終えての披露の日、まさしく大連吟でした
興奮冷めやらず、にぎわう受付では能楽師、深野貴彦氏、
宮本茂樹氏が来年の申込者を募集 
背筋ピンと伸びて、板に付いた紋付姿のお二方、若い世代の能楽師さんたちが、
能楽の魅力を広められています
1万人の大連吟を目指して…横で由美子さんもご満悦

 
イメージ 2
 
由美子さんは前から二番目の真中で謡っておりました、伊兵衛織の着物と帯で…
 
謡の会だから柔らかものかと思っていましたら、何でもいいんですって…それは良い
最近はお能もこうして手軽に参加したり、観ることできるようになり、
本当にうれしいことです
 
イメージ 3
 
伊兵衛織は単で着る着物です。糸が太くて厚みのある織物でだから
こちらの帯も、力がいるから男性しか織れないという~
国産の繭を紡いで染め手織だという貴重な織物
 
イメージ 4
 
裁ち目はほつれややすいので仕立てや泣かせだけど、ざっくりあったかい感じがいい
若い頃、わからなかった民芸芸術だけど、50を過ぎたら、これらがやたら心に響く
  
さて、きものっこは高砂にちなんで松の帯留
大連吟、舞が入りお囃子が盛り上がってくると、こちらも気が高ぶります
きものっこは能のお囃子が大好きです。ときどきCDを聴いていますが、
やっぱり生がいい!
小さい頃、うちのお雛様,五人囃子がいないのはなぜだろう~
物足りないなぁ~?なんて思っていたくらいですから~
 
  来年は大連吟がんばろうかな~