富永隼人展を訪ねて

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   大阪心斎橋、「小大丸画廊」で行われていた画家、富永隼人展、最終日を訪ねました
   富永さんはきものこの夫の友人です、大学で油絵を学んだ後、西陣の美術工芸会社で
   職人として働いていましたが、画家になるために26年前ニューヨークに渡りました、
   数年前より東京と大阪で個展を開催、また 美容専門学校のアートセミナー講師
   のために年に2回日本に来ています
 
   昨年のこちらでの個展で23年ぶりに再会、単身、頼る人無しにニューヨークで暮す
   苦労もあっただろうに富永さん、全然変わっておりません。
   ニューヨークでは美術館でガイドの仕事もしているとあってお話も上手、
   メトロポリタン美術館で彼に絵の観方、解説を受け、絵画鑑賞が好きになったという
   女性が画廊に訪ねてこられていた‥そんな方がたくさんいるという
   
   富永さんの絵は水彩、抽象画、アクリル板に彩られる立体感のある絵は、
   何となく懐かしさを感じる、アメリカに住んだからこそ表現できる日本の情景
   富永さんの心の描写でもある。作者を知る事で作品がまた変わる
   こちらの勝手な解釈で楽しめる抽象画は実に面白い~
   
   今回は「あのね~」と話しかけてしまうような‥
   観ていて子供の頃に戻ってしまうような作品集。
   
   昨年富永さんから頼まれた作務衣の上着、胴衣のような張のあるしっかりした生地で
   濃紺、雰囲気もサイズもバッチリ!  「120%だよ!」 とオッケーポーズ 
 
   日本での個展開催画廊は決まっていて、東京では銀座の「ギャラリーいず」で‥
   大阪では心斎橋、「小大丸画廊」で‥
   次回、富永隼人絵画の世界を是非、観賞してみてください