幻の妙心寺、釣鐘最中

妙心寺の北門、一条通を自転車で走ってしていた時
看板の”釣鐘最中”の文字が目に入ってきた。
妙心寺の梵鐘は日本製で製作年代の明らかな最古のものと知っていたので
この釣鐘を模った物だろうと、どんなんかしら~ワクワク~

そこは、和菓子の「三河屋さん」
昔ながらの庶民的なお菓子屋さん、こんな店には面白いものがよくある。

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入って棚の最中を覗くと、福文字最中と菊紋最中しかない
奥の店主に聞いてみると、釣鐘の型が壊れているらしく
直る見込みがないらしいというか直すつもりがないような口ぶりだ。

きものっこが釣鐘最中を強く欲しいと望むと、
店主は、菊紋と福文字の皮と餡子と中味が一緒だから
釣鐘最中の包みの紙よ巻けばいい~というではないか‥

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駄々っ子のように「釣鐘の形じゃないといや~」
店主に通じていそうで通じてない!
とりあえず今回は、店主の言うとおりに紙だけ巻いて‥

幻の妙心寺の釣鐘最中を頼みに、三河屋さんに足を運ぼう!