修繕

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着やすく好きな着物は袖を通す回数も多くなり傷み具合も激しいものです
その傷み具合も、着る人の生活、身体のつくり 癖などで違っています
 
こちらの紬の着物(単)も日々着物の方の物、今回、何か所も修繕しました
袖付けは衿先縫代より生地をとり、破れ部分に当布をして袖付けを下げて~
正座をする機会が多く足の踵部分の当る位置、後身頃臀部分、
膝部分、数ヵ所 身八口も同様に当布し繕いました
袖口の三折も解き当布してくけ直し、
裾は丈が短くなりますが傷んだ折り目部分をカットして、
裾テープ代わりにバイヤステープを少し下に出して補強、
悲鳴を上げていたこの着物も、これでまた安心して着られます
直しながら長く着るのには、余布は必要ですから保管しておくといいです
 
愛惜する着物はここまでしてしまいますね~