黄色のつけ帯

昨日の天神さんの市は休日と重なった上天気にも恵まれ多くの人で賑わいました。
きものっこがお手伝いする「島田屋」は朝7時に開店です。

衣装ケースの中から着物や帯を取り出し陳列するのですが、いつまでも売れないで残っている彼らたちをみると同情を寄せてしまいます。
朝一番にこの黄色いつけ帯とまた一ヶ月ぶりに出会うと「お~まだ、黄ちゃんはいるのか~」と声をかけてしまいまて‥

この帯は正絹のかがり名古屋帯を二部式にした物、(太鼓部分はつくる物)太鼓と腹の刺繍も傷んでなく、しみもない状態の良い物、ただ胴に巻く紐が片方切れていて、太鼓部分の幅がちょっと狭め。お値段は500円。

古着の中ではつけ帯ってよく見かけます。なんやかや言いましてもお太鼓ってたいへんですもの、昔の先輩方は、こうして切って簡単に締めやすくしていたのです。

さて、この帯、今日も買取手に出会えず、ケースの中の収められます。
その前に皆さんお披露目です。見てやって下さい!

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